1-1-3 リリース物件 Confort Director
ソフトウエアはリリース後も、見つかったバグの修正やパフォーマンス改善のために、何度もソフトウエアのバージョンアップを行い、世の中に送り出しています。商品寿命の長いソフトウエアですと、繰り返し修正が行われるため、どのバージョンで何が変わったのかなどを管理するのがたいへんです。
そんなお悩みをお持ちの方は、サンプルタスク文書「リリース物件 Confort Director」を参考にされるとよいかもしれません。このタスク文書は、ソフトウエア開発会社様がソフトウエアのバージョンごとに「何を」「いつ」「どんな仕様で」リリースしたのかを、コンパクトに整理して履歴を残すことができます。履歴は文字だけでなく、実際のリリース物件、仕様書、リリースノートなどの文書も併せて管理できますので、情報が一か所にまとめられてたいへん便利です。
項目 |
内容 |
使う人 |
•製造業で新製品の発売準備に係る複数の従業員。
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利用範囲 |
•複数の人が共同利用
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おしごとルームの作成単位 |
•新製品の発売日程専用のおしごとルームを作成します。
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タスク文書の作成単位 |
•製品ごとにタスク文書を作成します。
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タグの使い方 |
•発売時期、製品カテゴリなど
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主な検索方法 |
•詳細検索(「発売時期」と「製品カテゴリ」を組み合わせて検索します。
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使用する機能:表作成、ファイル添付
このタスク文書は、製品ごとに一つ作ります。それぞれのタスク文書には、製品の「リリース日」「バージョン№」「主な変更点」などのサマリを表形式できれいに整理して記録します。目的がバージョン管理のためのタスク文書ですので、作成にあまり手間暇かけないように、「仕様書」「リリースノート」などの付帯ドキュメントは既存のドキュメントを添付します。実際のドキュメントと、その説明書きが記載できますので、単にファイルサーバーにドキュメントを保存するよりも、ずっとわかりやすくなります。【画面①】
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