専門用語確認メモ

サンプルタスク文書名

3-1-4 T.B.D

 

背景 

日常の会議や会話の中で、自分が知らない言葉や単語に遭遇することがあります。よく知っている人との個人的な会話の中では、その言葉の意味をすぐに確認することはできますが、会議やあまり面識のなかった人との会話の中では、その言葉の意味を聞くのを躊躇してしまいがちです。

しかし、わからない単語をそのままにしておくと、その後のコミュニケーションなどに影響して、仕事がうまく進められない原因にもなります。

 

ご提案内容 

会議やコミュニケーションの中で、知らいない単語に遭遇する機会が多いと感じている方は、サンプルタスク文書「T.B.D」が参考になるかもしれません。 このタスク文書は、日常の会議やコミュニケーションの中で、知らない単語に出会ったときに気軽にメモして、あとからその意味を調べて理解するのに便利なツールです。

 

サンプルタスク文書 「3-1-4 T.B.D」 

•タイトル:自分が意味のわからなかった単語をタイトルで表しています。
•状態:このタスク文書で管理している単語の意味を確認中であることを「実施中」で表しています。
•タグ:単語の索引用に「ア行/う」の様に単語の先頭の文字の読みをタグとして設定します。
•本文:意味を調べないといけない単語、その単語が出たときの文脈、調べた結果などを記載します。
 
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3-1-4 T.B.D

項目

内容

使う人

社会人、学生など社会生活の中で意欲的に学び、様々なことを吸収しようとしている前向きな人たち。

利用範囲

個人利用。

おしごとルームの作成単位

自分専用の個人ルームを作ります。

タスク文書の作成単位

意味の分からなかった単語一つにつきタスク文書を一つ作ります。

タグの使い方

単語の索引様に単語の最初の文字を表すアカサタナを設定します。
 

特長1 ひとつの単語でひとつのタスク文書を作成

使用する機能:ヘッダー

このタスク文書はとてもシンプルな作りになっています。意味がわからない単語が出たときに、新たに一つタスク文書を作成して、その単語が使われていた場面、文脈、発言者を記載します。ヘッダー部の「状態」は意味を調べて理解するまで「実施中」として管理します。意味が分かったら、その意味を記載してヘッダー部の「状態」を「完了」に変更します。

 

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【画面①】

 

特長2 情報がたまったら社内に展開!?

使用する機能:表作成

地道に単語の意味を蓄積していくと、それが実際の仕事の中で使われている単語なだけに、新入社員など社内の経験の浅い人たちにとっては、とても価値のあるものになります。一般のWikiには載っていない社内用語もカバーできる点において、独自の価値が生まれます。単語の意味だけでなく、「文脈」でその単語の実際の使われた方が載っていますので、大変便利なものになります。

 

特長3 タグで効率よく検索

利用する機能:タグ、タグによる絞り込み

「情報が溜まった暁には社内に展開しよう」と考えている場合は、単語の先頭の読みをタグとして付与しておくと、他の人が使う際に便利です。画面はポックという単語を調べたいときに、右のツリーエリアの「完了」(意味を調べ終わったもの)の中から「ほ(ぽ)」で始まるタスク文書(単語)を検索した結果、右の表示エリアに「ポック」とが出てきたことを表しています。

 

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【画面②】


運用

1.知らない単語を記録して、あとで調べたいと思っている個々人が、意味が分からない単語用のおしごとルームを個人ルームに登録します。(以下「個人Wikiルーム」)
2.登録した個人Wikiルームには「アイウエオ」のタグを設定しておくと後からタスク文書が増えてきた際に単語の先頭の文字で検索ができるので便利です。
3.次に登録した「個人Wikiルーム」の中にサンプルタスク文書を参考にして個々人がタスク文書のフォーマットを作成します。タスク文書には後で辞書代わりに利用することを考えてタグを付与します。
4.フォーマットが決まったら知らない単語に出会った都度、タスク文書を作成して単語や文脈を記載します。
5.記載した単語はその都度、もしくは定期的に調べてその意味を記述します。意味が分かったら、あらためてその単語が使われたときの文脈をあてはめて発言の意味を正しく理解しましょう。

 

効用 

1.わからない言葉をそのままにしない癖がつきます。
2.わからない単語を一か所に記録できますので時間があるときにすぐに閲覧して意味を調べることができます。
3.必要に応じ社内用語集として展開して、新入社員などに活用してもらうこともできます。