3-2-6 2021年度 経費予算(営業部)
比較的規模の大きな企業様においては、部門単位で経費予算を割り振り、予実績管理を行うことがあります。各部門における予実績管理担当者にとっては、請求書や領収書の清算が正しく行われていることが、適切な経費管理の大前提となります。
ところが、部門のメンバーが全員正しく処理を行ってくれるとは限りません。誤った科目での清算や他のグループの予算№で処理してしまうことによって、経費の使用実績を正しく管理することができなくなってしまいます。部門のメンバーに何とか正しく精算処理をしてもらうために苦労されている担当者様が、意外とたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
経費の処理ミス防止のための対策に悩んでいらっしゃるご担当者様は、サンプルタスク文書「2021年経費予算(営業部)」が参考になるかもしれません。 このタスク文書は、管理対象のメンバーに割り当てられている経費を、使用目的ごとに予算№、割り当てるべき勘定コードなどとともに、その金額を周知して、正しく精算してもらうための便利なツールです。
項目 |
内容 |
使う人 |
•部門単位で経費の振り分けと管理をこなっている企業様の各部門の経費予実績管理の担当者が作成し部門のメンバーが利用します。
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利用範囲 |
•企業の部門内の全メンバー、複数の利用者。
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おしごとルームの作成単位 |
•部門で共有したい情報用のおしごとルームを作ります。
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タスク文書の作成単位 |
•年度別に経費予算管理用のタスク文書を作ります。
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タグの使い方 |
•自部門の情報共有用のおしごとルームの中から経費予算管理用のタスク文書を探しやすい様に「年度」「経費」 などのタグを付与します。
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使用する機能:折りたたみブロック、表作成
タスク文書の先頭にはメンバーが日常よく使用する経費のコードおよびグループごとに割り当てられている部門コード、予算№を表形式で整理しています。一般の従業員が経費精算システムで精算処理を行う際のミスを防止します。【画面①】
使用する機能:表作成、ファイル添付
一般の社員がよく使う交通費などの予算はタスク文書の中に表を直接作成して一目で確認ができるようにしますが、その他の経費はEXCELの表で経費一覧表を作って掲載することで情報を共有します。
【画面②】
使用する機能:文書リンク添付
経費予算管理のタスク文書の中には予算の明細だけでなく「金銭使用に関する決裁基準」や「出張旅費規程」などお金の使用に関する規定集を掲載しています。
サンプルでは、実物のファイルを添付していますが、それでは、各部門ごとにファイルをコピーして貼り付ける形になり、改訂時の作業が煩雑になります。実際の運用では、原本ファイルはかんたんキャビネットの共有キャビネットにおいて、そのリンクをタスク文書に貼り付ける形が良いでしょう。
【画面③】
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